1983年、京都線向け3両編成として誕生した界磁チョッパ制御車、近鉄9200系のうち、2回目のリニューアルを実施した車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
かつては3両編成で製造され、のちにアルミ製の中間車1両を追加し4両編成で活躍する9200系。B更新などと呼ばれる2回目のリニューアルを受けた車両が登場しました。
車内は近年実施されている車両と同じく白色の化粧板にグレーの座席、茶色系の柄が入った床の組み合わせに更新され、ドアや妻面が黒色になり、座席にはスタンションポールが設置されました。車いすスペースなどの設備は1回目の更新時に設置されたものが踏襲されています。特筆事項としてアルミ車としては初めてこのカラースキームが施工されており、特徴的な袖仕切りは色が白色系になりました。妻面の一部は窓が埋められ、消火器が収納されています。カーテンも2色になりました。
現在大阪線、奈良線系統に配属されている同車。順次このカラーリングに変更されるものと思われ、グレー系の車内は過去のものになります。
関連項目
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。