昭和時代の山陽を代表する通勤型車両、山陽3000系列3050系のうち、1981年に登場したアルミ試作車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
3000系の冷房付きバージョンとして平天井が特徴的な3050系。1981年にはそのアルミボディバージョンが誕生しました。
内装についても大きな変化がありました。従来化粧板仕上げだった壁面がFRP成型材をもちいたものになり、ベージュ系の塗装仕上げで全体的につるっとした印象になりました。窓割などに変化はなく、ロングシートもスタンションポール付きの袖仕切りを用いた仕様です。床は柄の入った茶色系で、客用ドアはステンレス無塗装、貫通路のドアはアルミ無塗装なのがユニークです。乗務員室背面などの一部のフタのみ化粧板が用いられている箇所があるのも面白いポイントです。
また同編成は外板も塗装仕上げで、1両は鋼製車が連なっているため、1編成でいろいろな雰囲気を楽しむこともできます。
関連項目
その他
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