1986年、国鉄415系の軽量ステンレスボディバージョンとして誕生した、JR九州415系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
415系は長らく鋼製ボディで製造されていましたが、211系の登場に合わせて同様のデザインで誕生したのが1500番台。常磐線と九州地区に導入されました。
車内は登場時から大きな変化はなく、明るいアイボリー系の化粧板を採用し、座席は端部の袖仕切りが板型になったものが採用されています。トイレ前2席をのぞいてすべてロングシートが採用されています。座席モケットは後年九州標準の青色系市松模様に変更されています。優先席はカバーがかぶせられました。今回ご紹介する編成は客室ドアがオリジナルデザインですが、一部はガラス押さえが811系リニューアル車などと同じものに変更されています。また門司港方1両目は、袖仕切りや妻面などに喫煙車時代の灰皿後が見られます。
鋼製車はすでに引退しましたが、同系は九州唯一の交直両用車両でもあり、門司地区を中心に広く運用されています。
その他
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