国鉄形気動車キハ47形のうち、JR九州に所属し1990年から高速対応改造を受けたキハ147形気動車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery














概要
当時は非電化だった篠栗線の高速化に向けてキハ40・キハ47形気動車が高速化対応を受けたものです。現在も福岡地区に配置されています。
車内については比較的登場時の姿に近いカラースキームを留めています。クリーム色の化粧板に、座席モケットは九州でよく見かける市松模様の紺色となっています。座席の一部は撤去されドア付近に広い空間が設けられています。化粧板は更新されていないため灰皿後も残っています。冷房化は床下タイプのため、荷棚部分に大きな空調装置が張り出し、天井部はにぎやかな凹凸が見られます。また取材車両はトイレ付で車端部に用意され、貫通路の扉はアルミ無塗装のものが採用されています。
電化や災害によるBRT転換などを経て、運転区間も縮小されており、経年劣化も見られるため去就が気になるところです。
その他
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