1972年、旧型車両の機器流用車として車体を製造し誕生した、近鉄1000系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
元々は特急車からの流用部品だったため吊り掛け駆動だった車両です。現在は1810系と交換・組み換えの末3両編成化されています。今回はオリジナル1000系の車内を紹介です。
2回目の更新工事を受けていないため、1回目の更新時のデザインが残っています。化粧板に特徴があり、壁面はサンダーウェーブ柄と呼ばれるベージュ系ですが、天井部には登場時のコルク柄が残っています。座席はシンプルなロングシートでモケットは近年、グレー系のおしゃれなデザインに交換されました。また、吊革にはプラカバーが付いていません。床も茶色のままで、蛍光灯には三角形のカバーが取りつけられています。
急速に廃車が進行しており、同車を見かける機会が一気に減りつつあります。ワンマン化も受けておらず、引退が近そうな予感がします。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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