1972年から導入された冷房装置付きロングシート車、近鉄2800系のうち、1973年以降に増備された中期製造車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
2800系は、最初の4本だけは3両編成で登場し、分割クーラー、方向幕なしで登場しましたが、その後05編成~11編成は改良を受けて増備されました。そのB更新後の車内をご紹介します。
B更新を経て車内はグレートーンに変更されています。壁はグレー、床は砂目模様で、座席は図形パターンの模様が入ったものを採用。優先座席のモケットは赤色系のグレーに変更されています。それ以外は基本的に登場時の構造を保っています。後期車との相違点として、袖仕切りは四角形のものが引き続き採用されています。B更新時に車いすスペースが設けられ、後年避難はしごも設置されました。
4両編成は大阪線の普通~急行運用を中心に活躍しています。3両編成は名古屋線へ、またL/Cカーに改造された編成も存在します。AX07編成は2024年に座席モケットが更新されイメージが変化しており、この内装は見られないものになりました。
関連項目
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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