旧国鉄時代から活躍する113系電車のうち、JR西日本京滋地区で活躍するC編成、延命N工事を受けた車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
113系はかつて京阪神地区の花形として活躍した車両。令和の現代においても緑色1色に塗装を改め、京都と滋賀で活躍が続いています。今回はそのうち初期に更新を受けた、「延命N工事」と呼ばれる車両です。
車内は化粧板がアイボリー系に張り替えられ、床は茶色になり明るくなりました。座席モケットは一時ワインレッドでしたが現在は茶色系で優先座席は緑色です。座席形状は登場時とほぼ変わっておらず、シートピッチの狭いボックスシートを採用。車端部はドアが窓の長いものに取り換えられています。冷房化改造を受けており天井部は冷房装置の張り出しがあります。ドアは半自動タイプで、後年スイッチが設けられた際、一部の戸袋窓が埋められているのが同編成の特徴です。
なんだかんだ生き延びてきた、という印象のある車両ですが、そろそろ置き換わりの予感がします。高らかにモーターを唸らせながら硬いボックスシートに揺られる体験は、お早めに。
関連項目
その他
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