JR西日本に引き継がれ、広島・下関地区で活躍した113系のうち、1965年製のクハの車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
今回は引退済み車両をご紹介するプチ記事です。昭和40年に製造された、初期グループの113系クハ111-91の内装を少しだけご紹介します。
車内は初期型の特徴を色濃く残しており、特に乗務員室背面が3枚窓左右対称スタイルとなっている点が特徴です。狭いボックスシートは更新時に手すりが交換されています。また、簡易冷房改造車のため扇風機やその操作スイッチが残っているのも面白い点です。更新N工事を受けているため、車内のアコモデーションは明るく、広島・下関地区で見られるベージュのモケットともマッチしています。ドア上には大きな鴨居があるのも113系らしさです。
末期は115系とペアを組み、JR西日本の113系としては最古参として活躍してきました。相方となった115系も非常に珍しい冷房装置を積んだ車両で、変わり種編成として愛されましたが、2012年に廃車となりました。
関連項目
その他
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