【特集】東京ディズニーリゾートの鉄道車内

東京ディズニーリゾートの鉄道車内 その他

はじめに

東京ディズニーリゾートは大きく東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、2つのテーマパークから成り立っています。ここにはいくつかの鉄道があります。外周を回る「ディズニーリゾートライン」、東京ディズニーランド内に開業当初から存在するアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」、そして東京ディズニーシー内の移動手段の一つ、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」です。

もともとディズニーの生みの親、ウォルト・ディズニーさんは鉄道好きだったそうで、こういったテーマパークでも鉄道要素が随所に見られます。

そこで今回は、前述したTDR3つの鉄道で活躍する車両の、車内デザインを簡単にご紹介します。

車内デザイン紹介

ディズニーリゾートライン Type X(10形)

ディズニーリゾートライン Type X(10形)外観(廃車済)
外観(廃車済)
ディズニーリゾートライン Type X(10形)車内
車内
ディズニーリゾートライン Type X(10形)座席
座席

まずは外周を回るモノレール「ディズニーリゾートライン」より、開業時から活躍するリゾートライナーことType Xの車内です。キャラクターを連想させる色が散りばめられた黒いモケットは、ソファ状の形状となっており、窓にもキャラクターがかたどられています。残念ながら廃車が進められており、2024年にすべて引退となりました。

ディズニーリゾートライン Type C(100形)

ディズニーリゾートライン Type C(100形)外観
外観
ディズニーリゾートライン Type C(100形)車内
車内
ディズニーリゾートライン Type C(100形)座席(先頭部)
座席(先頭部)

こちらは2020年よりType Xの置き換えようとして製造されているType Cと呼ばれる車両です。外観は濃淡2色にカラーが彩られています。

車内は座席がよりキャラクターチックな柄、形状となりました。ドア間はストレートなロングシートに変化した一方、進行方向先頭部にソファのような形状の座席が用意されています。ドアにもシルバー調の化粧板が使用され、貫通路はガラス張りとなりました。防犯カメラも備えています。

ウエスタンリバー鉄道

ウエスタンリバー鉄道コロラド号 外観
コロラド号 外観
ウエスタンリバー鉄道コロラド号 車内
コロラド号 車内
ウエスタンリバー鉄道座席
座席

ディズニーランド開業時から運行されているウエスタンリバー鉄道。ぐるり1周するアトラクションです。ここで使用されている列車は4編成あり、正真正銘の蒸気機関車が客車を引いているのがポイントです。

車両は端から端までベンチタイプの木製座席が広がり、各座席の左右に磁石で固定される簡易的な開き戸があります。3両繋がった客車のそれぞれ最前部のみボックスシートとなっています。妻面にドアはないため車両間の行き来はできません。

ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ

ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ外観
外観
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ車内
車内
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ照明
照明

ディズニーシーの2か所を結ぶ高架鉄道で、ナローゲージが採用されています。編成数は4本あり、車番はランダムな4桁を有しています。

車内はウエスタンリバー鉄道と同じように木製ベンチタイプの座席が採用されていますが、中心部にロングシートタイプで窓向きに展開しています。壁面は赤色、天井は青色系に彩られ、照明は天井や先頭部などに備わっています。客用ドアも用意され、より電車らしい構造となっています。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

先述の通り、ディズニーでは鉄道を重要視したアトラクション設計がなされることがあり、東京ディズニーリゾートでも内外で鉄道を楽しめます。車両も立派な設計がなされており、一方でそれぞれ、世界観演出と、路線の性質に応じた設計がなされており、ユニークな内装を携えています。

ぜひ東京ディズニーリゾートへ行った際には、これらの鉄道にも乗ってみてください。

その他

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