1957年、南海電車時代に製造された冷房を搭載する、阪堺電気軌道モ501形電車のうち、501・502号にみられる車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
阪堺線がまだ南海時代に、当時の大阪市電に似たデザインで導入されました。当時としては画期的な空気ばね台車をはいているなど先進的な車両です。
車内は初期2両においては緑色系の内装で残っており、壁面は模様の入った化粧板、それ以外はペンキ塗り仕上げです。座席モケットは近年オレンジ色になり明るい内装になりました。座席袖の意匠がかつての南海電車に準じたレトロな形状なのが魅力的です。窓は1枚下降窓となっており、蛍光灯にはカバーが備わっており、明るさと上品さがあります。近年は乗降部に補助ステップが設置されツーステップ化されています。
冷房装置とカルダン制御の甲斐あって、現在でも引き続き主力形式のひとつとして活躍を続けています。
その他
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