1980年代と2010年代の2度に分けて導入された、元近鉄、現四日市あすなろう鉄道の260系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
元は近鉄内部・八王子線向けに導入された車両です。ペアだった車両が老朽化したことに伴い、四日市あすなろう鉄道移管後に増備され、かつ従来車はリニューアルされました。
リニューアル後は前面こそ面影があるものの内外とも新車そのもので、80年代生まれ感は見受けられません。座席は1列クロスシートが通路を挟んで並び、先頭車は進行方向、中間車は両方向1列ずつの構成です。天井はLED照明が中央にあり、新たに冷房装置が搭載され吹き出し口が連なります。窓はUVガラスの大きなものになりました。フリースペースも用意され、車端部にはLCDディスプレイに車内案内と運賃表が表示されます。吊革は出入口付近のみに設置されており、代わりに座席にハート型の取っ手があります。
新造車と中間車が混在する同形式。足回りは吊り掛け式の重い音を響かせつつ、快適な空間で短い旅を楽しむことができる車両です。
その他
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