1990年、六甲ライナーの開業時に登場した新交通システム車両、神戸新交通1000型電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
ポートライナーに続き、六甲アイランドの足として1990年に開業した六甲ライナー。その開業時に用意された車両がこの1000型です。
車内は塗装によるアイボリー系の壁面と黄色がかったベージュで模様の入った床面の組み合わせに、グレー系のシートが並びます。中間車はロングシートですが、先頭部は1+2人掛けの固定クロスシートが設置されています。優先座席はオレンジで車いす用に折り畳み座席があります。天井は平天井で、車端部に空調装置があります。この系列の最大の特徴として、片側の窓ガラスに液晶が仕込まれており、住宅地を走る際に窓が瞬時にくもりガラスへ変化します。
この形式も新型車両への置き換えが徐々に進んでおり間もなく見納めとなる模様。ユニークな座席の見本市のような車両、お早めにお楽しみください。
関連項目
その他
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