突然ですが、壁面コレクションはじめます
Osaka Metro(大阪市営地下鉄)の本町駅は戦前の昭和8年の開業にはじまり、昭和39年・昭和40年の中央線、四つ橋線乗り入れを経て「本町総合駅」と呼ばれるほどの大きな駅になりました。その後も利便性に配慮した同線整備が行われています。
その結果、年代ごとにその時代の流行等を取り入れた結果、とんでもない種類の壁面タイルが存在しています。ということで、端から端まで目についた壁面の写真を撮ってきました。
正直とんでもない枚数になっているので、一部割愛しながらの紹介となりますことをご了承ください。
第1回はもっとも歴史のある「御堂筋線 本町駅」の改札内で見つけた壁面デザインをご紹介します。また今後数回にわたって、壁面デザインをご紹介していきたいと思います。
本町駅壁面Collection~御堂筋線改札内編~
ホーム壁面
ホームもかつては渋い緑色系のタイルでしたが、割と近年リニューアルされています。現在御堂筋線のホーム壁面は、艶消しシルバーのパネルに、継ぎ目のみメタリックのデザインが取り入れられています。
a階段
a階段は淀屋橋側の端にある階段です。内側は横方向に細長いタイルが整列して貼られており、アクセントで一部がベージュ色になっています。
b階段前の柱
ここにかぎらず、柱材には実際の石材が利用されているのが歴史を感じさせるポイントです。特にこの部分には丸みのあるおしゃれな柱があり、空調機能を兼ねているようです。
b階段
b階段の外側は1:2比率ぐらいの横長なベージュのタイルが整列して貼られています。一方内側は、基本的には石材タイルをベースとしていますが、まさかの白い塗り壁+茶色いレンガ調のタイル貼りというデザインが見られます。照明の形状的にはかなり歴史のある部分でしょうか?
c階段
こちらはC階段。b階段とつながるコンコースは同じですが、こちらは内側は石タイル、外側はレンガ積みされているタイル貼りとなっています。色はオフホワイトです。
d階段
天井部にHOMMACHIの文字が隠れているのが面白い、d階段まわり。割と近年増設された通路部分になります。タイルはつやのある白色系のもので、今回ご紹介しているほかのどのタイルともまたデザインが違います。おまけとして、トイレは非常にきれいに整備された結果、プリント木目板に変更されています。
f階段
f階段は比較的新しいデザインが取り入れられています。壁面は目地の黒色がオシャレな石目の大型パネルで、エスカレーター部はステンレス板が用いられています。
まだまだ続きます
今回は御堂筋線改札内まわりのタイルを紹介しました。もっと探してみると、さらに異なる柄のものがあるかもしれません。
まだまだ続きます。次回もお楽しみに~。
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。