京王線の主力車両、8000系のうち、土砂災害を受けた車両の代替用に2008年に増備された8564号車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
2008年、高尾線内で発生した土砂災害の影響で先頭車1両が廃車され、その代替に登場した中間車がこの車両です。すでに9000系登場後の製造となり、細部の違いがいくらか存在します。
車内はカラーリングや吊革、ドア窓などが9000系同様のデザインで登場しました。当時は封じ込め先頭車と連結されていたため東京側貫通路が封鎖されていましたが、早々にリニューアルが実施されドアは開放されて現在に至ります。そのため、座席などは他のリニューアル編成と同様ですが、床の模様が1両だけ9000系タイプのグレーツートンになっているなどの相違点があります。吊革は当初三角形で登場し、リニューアル時に枕木方向向きの丸形に変更されましたが、さらに近年、一般的なレール方向の丸形へさらに形を変えています。そのほか、妻面の車番はステッカータイプを採用しました。
一般の方にはほぼわからない程度の違いでしたが令和に入って床面が他のリニューアル車と同じ赤茶色系へ変更され、違いは一層わかりにくくなっています。
京王の車内デザイン記事 目次
こちらに京王の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。

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