1992年から長期にわたり製造された京王を代表する通勤型車両、8000系電車のうち、更新工事を受けていない車両の車内デザインをご紹介します。(2024.1.4写真追加、差替)
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
京王の新時代を築く新しいCIデザインを取り入れた車両としてデビューしました。曲線を活かした美しい現代的なフォルムに、戸袋窓など旧来の京王らしさが融合したスタイルが特徴です。
車内は暖色系で、登場時とはいくらか仕様が変化しています。化粧板は天井まで柄の入ったベージュ系で座席は薄い赤色、優先席は淡いブルーとなっています。袖仕切りは当初パイプでしたが後年更新工事とは別に大型化されました。この車両は後期車で、貫通路の扉は大型ガラスに変化しています。LED車内案内装置も設置されました。特徴的な床はベージュにラインが2本入った独特なデザインです。
この平成らしい京王スタイルも順次更新工事で爽やかな配色に変わりつつあり、消滅するのも時間の問題となりつつあります。
関連項目
その他
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