貴重なナローゲージ軌道の三岐鉄道北勢線で活躍する、1960年に三重交通によって製造された三岐鉄道ク140形の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
この車両の歴史は長く、元々三重交通が製造した付随車で、その後近鉄へ移行。さらに近代的な運転台を設置され、近年三岐鉄道入りしています。
車体はサッシ窓が並ぶ近代的なデザインで、前面は270形などと同じ2連窓のブラックフェイスを採用しています。車内は濃いベージュ色を基調としており、床は茶色。座席モケットは三岐鉄道入り後に青色モケット化されました。特記事項として、窓がその後更新されており、ガラスが緑色系のUVカットガラスになり、カーテンが廃止されました。天井には扇風機が並び、車端部には三岐鉄道編入後に床置型の冷房装置が設置されています。
サッシ更新時に窓間の化粧板が、近鉄のB更新車と同一の柄に変更されていました。延命も受け、引き続き北勢線の主力として活躍するものと思われます。
その他
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