和歌山電鐵の元南海2270系車両のうち、デザイナー水戸岡氏の手によって2016年に誕生した「うめ星電車」の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
モチーフとなったのは和歌山の名産品「南高梅」。車内はJR九州の豪華列車「ななつ星」をモチーフにさまざまな木工品が取り入れられており、もはや南海通勤型仕様時代の面影を探すのが困難なレベルです。
ロングシートは数人分ずつ異なる様式の木製椅子が用意され、日よけは簾、荷棚も木製カバーが取り付けられました。1両は窓に組子の木工が装飾されています。化粧板や天井も張り替えられ全体的に木のぬくもりを感じる装飾となっています。また、貫通路には暖簾が設置され、ショーケースの中にはたま駅長などのグッズが飾られています。ベビーサークルも設置され、子どもも大人もワクワクする工夫が随所に施された列車です。
関連項目
その他
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