1992年に誕生した南海の通勤型車両1000系のうち、1994年以降に製造された広幅車体を採用したグループの車内デザインをご紹介します。(2024.1.4写真差替)
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
1994年に登場した1000系は幅の広い車体を採用したのが特徴です。このグループは2000年まで比較的長期にわたり導入され、まとまった編成数が存在します。
車内の基本構造は1次車同様で、非常に意匠性の高いデザインが各所に見られます。座席モケットは当初グレー系でしたが、現在順次8300系に準じた茶色いモケットに変更されており、同時に優先座席が青色で差別化されました。車端部にはボックスシートが備わっています。モケット張りの袖仕切りやボックスシート仕切り部の背もたれ、透明な荷棚など目に留まる接客設備が多く見られます。蛍光灯はカバー付き。ドア上は当初LED表示器と点滅式マップでしたが、現在はLCDモニタが千鳥配置で設置されています。
まだまだ古さを感じさせない非常に完成度の高い車両で、南海本線を中心に活躍しています。
関連項目
その他
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