1982年から製造された京都線向け界磁チョッパ車、阪急7300系のうち、1989年に製造された最終編成となる7327編成の、リニューアル後の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
この最終編成、すでに後継の8300系が登場していたにも関わらず増備された編成で、当初より8300系と同等の接客設備で導入された異端児編成です。
異端児もリニューアルを受けて、他のリニューアル車とほとんど区別がつかない姿になりました。化粧板は妻面やドアにアクセントを持たせた濃淡のあるマホガニー柄で、座席は中仕切りが追加され、鎧戸は廃止されました。またドア上にはワイドな液晶式の案内表示器が千鳥配置で設置されています。特筆事項として、登場当初から装備していたパワーウインドウがリニューアル後も残されており、窓横にスイッチがあります。蛍光灯はLED化され、非常に明るい車内となりました。
8両編成を基本としていますが、6両運転も可能なようにリニューアル時に中間封じ込めの先頭車が残されました。堺筋線直通も含め、京都線の主役の一人として活躍中です。
その他
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