1978年に登場した京阪の丸形ボディ通勤型車両、2600系電車のうち、1960年以降に製造された2000系から改造された車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
解説
モノコックボディを初採用した2000系スーパーカーの車体を流用した車両が、令和の時代に入ってもLED前照灯を装備して活躍しているという大変長寿命な車両が、この2600系流用車グループです。一番最古参は1959年製まで遡りますが、今回は側窓配置が2200系と合わせられたグループのご紹介です。
全体的に緑色でまとめられた車内で、天井のみ薄い黄色となっています。特筆すべきは取材車両では編まれた網棚が残っている点です。カーテン収納部などもペンキ塗りで昭和の雰囲気が漂います。一方スピーカーが2200系とは異なり、角形に交換されているのが2600系の見分け点です。ドア横スペースは狭く、ドアエンジンが座席下にあるため鴨居部が細くシンプルなデザインになっています。
未だ活躍中ですが、予断を許す状況でないことは確か。還暦を迎え、どこまで活躍するのか注目です。
関連項目
その他
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