はじめに
いきなりですが、過去一番、写真量の多い記事になりそうです(ネタバレ)
ふと思い立って、1両の電車内には何種類のステッカーが存在するのか、数えてみました。同じ種類のシールが複数貼られているものは割愛しました。また、広告ステッカーは数に入れません。広告抜きで、車両設備や啓発、装飾、管理に用いられているステッカーをご紹介します。
多分、漏れはないはず…。ちなみに検証した車両はこちら!
今回検証したのは、都営地下鉄新宿線の最新鋭である10-300形5次車の、中間車両です。ぱっと見はどちらかと言えばシンプルな電車に見えますが、果たして。では行ってみましょう!!
1、ドア回りのステッカー
まずは客用ドア回りを探します。見た限りかなり多くのステッカーが存在しますね。まずは、ドアの黄色い警戒ステッカーから。会社によって、戸袋側に貼る場合と中央に貼る場合が見られます。
さてこちら、お馴染みとびらにご注意ステッカーですが、「ひらくとびら」と「しまるとびら」の2種類がありました。概ね、低い位置に設置されており、子ども向けに可愛らしく描かれていることが多いアイテムです。
ドアにはさらに、不審物の注意喚起ステッカーが貼られました。こちらは日本語と英語が用意されて左右に貼り付けられています。地下鉄だと、不審者がどうしても映りこんでしまいますね。
こちらは90年代から増加した、号車・ドア位置を目の不自由な方にお知らせするための点字ステッカーですね。「(数符)9の (数符)1」と印字されてます。
こちらは珍しく紙製ステッカーではなくプラスチック(アクリル?)プレートが貼られています。急停車に対する注意喚起プレートですね。なぜこれだけえらく豪華なのか。製造ロットが大きいので在庫があるから、などでしょうか?
号車ステッカーとWi-Fiステッカーが鴨居に貼り付けられています。号車ステッカーは近年この位置に貼られることが多い印象です。びっくりしたのはWi-Fiで、5種類もの異なるWi-Fiサービスが使えるため、シールが2種類存在していました。どちらかと言えば海外観光客向けでしょうか。
ドア回りの最後は、非常用ドアーコックステッカーです。ドアエンジンがスクリュー軸駆動式で、この位置にハンドルが設置されています。京王線の車両同様、蓄光シールを使用しており、暗闇でボォっと光ります。
マナーモードを啓発するステッカーも引き続きドア横に見られます。問題はそのデザインですね。。。20年は昔の携帯電話の形をしています。今の子どもたちはこれが携帯電話だと解からないのでは?
以上がドア回りでした。
まだまだ続きます。2ページ目もご覧ください!