Photo Gallery
レンズベビーとは
聞きなじみのない方も多いかと思います。今回は私が愛用するレンズベビーMUSEのご紹介です。
レンズベビーは、ケンコー・トキナーが発売するカメラ用交換レンズです。米レンズベビー社が製造するもので、ピントで遊べるちょっと変わったレンズがラインアップしています。
私が使用しているのは、レンズベビーMUSEと呼ばれる製品。なんと、レンズとアダプターの間が、ゴムでできた蛇腹でつながれています。この機構を使用し、指でレンズのピント位置を自在にコントロールしながら撮影ができるのです。ただ、MUSEはその中でも一番安いシリーズのひとつで、オートフォーカス一切なし!本当に指先の繊細な動かし方と自分の目で撮影するイメージです。
実際に今回の撮影時に、指で使用しているイメージを動画に撮ってみました。
この動画ではあえてぐにゃぐにゃ動かしているので、ちょっと酔っ払ったような印象になっていますね…。(見つめすぎないように気を付けてください)※動画内でレンズベビーを、ベビーレンズと誤記しています。申し訳ありません。再編集する気力がありませんでした…
いわゆるティルトレンズの、一番シンプルかつ単純な製品です。今回は車両を撮影しましたが、例えば高いビルの上から下に向かって撮影すると…
こんな感じに、まるでミニチュアのような撮影ができます。ミニチュアのような写真で有名なフォトグラファーの本条直季さんはティルトレンズ(もっと超すごい本格的なもの)を使用して撮影されています。
虫の目で見た鉄道の世界
レンズベビーを使用すると、「その1点だけに絞った写真」が撮れます。まるで虫の目で見た世界のようだと思っています。こうすることで、もっと絞り込んだ、もっと凝視したような写真が撮影できるのではと思い、車内の写真をレンズベビーで撮ってみました。
京王ライナー用としてこだわり抜いて製造された5000系電車の、細部の造形へのこだわりがより伝わったようであればうれしく思います。鉄道車両は本当に細部に魂が込められた究極のデザイン集合体です。この写真を通じて、もっと鉄道の細かなこだわりに着目するきっかけになっていれば幸いです。
関連項目
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。