2001年に登場したワンマン対応2連アルミ車、JR九州817系のうち、2007年に登場した1100番台を2021年から一部ロングシート化した1600番台の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
2021年から福岡地区の車両で改造が進められている混雑緩和対策。福北ゆたか線に所属する817系でも同様の対策が実施されることとなりました。
ベースは白色を基調とした内装にベージュ&ドット柄の床という組み合わせです。特徴的だった木製・革張りの転換クロスシートは、ドア間については座席そのものを90度回転させる形でロングシート化され、事前に撤去されていたドア横補助いすとの間に、BEC819系などと同様のガラス板による仕切りが追加されました。車端部はクロスシートが残っています。また、優先席は枕カバーで区別しています。それ以外に変化はなく、A-Trainらしい特徴的な構造が目に留まります。
813系に比べれば座席定員数に変化はない改造となった817系。よく見ると、座席裏側の腰当て部のクッションも残っており、いつか再び転換クロスに戻される日を願いたくなります。
その他
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