1991年に誕生したJR西日本京阪神地区の通勤型車両207系のうち、1994年から増備された1000番台車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
独特かつ非常に快適なインテリアで登場した207系ですが、1994年に増備された1000番台はVVVFインバータ制御の変更などいくらか変化が生じました。
車内は0番台末期の増備車を踏襲しており、ソファタイプのロングシートが展開しますが、最近になってクッション材が硬さのあるものに変更されています。モケットは現在深い緑色です。袖仕切り含めてスタンションポールがなく、非常に見通しのいい広々とした内装が特徴です。また、貫通路はドアが中央からオフセットされているのも他に見ない個性的なデザインです。ドア上には引き続きLED案内装置が設置されました。窓ガラスは当初茶色系の熱線吸収ガラスでしたが、順次緑色のガラスに変更されています。
年々リニューアルが続いており、この落ち着きある内装も順次見納めとなりつつあります。
関連項目
その他
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