1969年、8000系の3・4連向けに最適化され誕生した近鉄8400系電車のうち、ワンマン改造された編成の車内デザインをご紹介します。(2022.4.17写真差替)
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
奈良・京都線系統で見られる幅の広い車体の車両で、非冷房で誕生した古参に当たるグループの形式です。ワンマン改造は3両編成を対象に実施されました。
広々とした車内は他の通勤型同様で、取材編成はB更新時にグレー系の化粧板へ更新されています。座席モケットは模様入りの赤色で、優先席はブルーグレーです。床面は砂目模様に更新されています。近鉄ではお馴染み三角形の蛍光灯カバーや、パイプのシンプルな袖仕切りなどが見受けられます。ワンマン車の特徴としては、乗務員室背面の窓の幅が小さくなっている点です。貫通路は狭幅と広幅が編成内それぞれ1か所ずつ存在します。
ワンマン運用としてはもっぱら田原本線向けですが、時折3+3で本線系統に出張してくることもあります。リバイバル塗装なども施され、活躍を重ね続けています。
その他
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