1972年ロングシート冷房車として大阪・名古屋線に登場した近鉄2800系のうち、B更新を2019年に受けた2817編成の車内デザインをご紹介します。(2025.2.19写真追加)
車内デザイン紹介
Photo Gallery









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解説
2610系27Fを皮切りに始まった大幅な内装工事を2800系のなかで唯一実施された車両。外観はほぼそのままに内装は想像を絶するアーバンなインテリアに様変わりしています。
グレー系化粧板に黒い木目調のドアと黒い妻面、グレー系の座席にオレンジ色の優先座席を採用。床は茶色系に戻りましたがグラデーション柄が入っています。また、最近の傾向としてスタンションポールの座席間設置や、妻窓を埋めての消火器設置などが実施されています。この編成は明星配置の長距離運用対応編成で80年代にトイレが設置されていますが、この度洋式化を受けています。
70年代生まれの車両ですが、まだまだ末長い活躍に期待できそうです。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
関連項目
この編成以外の後期B更新車は、以下のような内装で出場しています。
その他
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