1990年、軽量ステンレス・冷房装置付で導入した当時の大阪市営地下鉄堺筋線向け車両、Osaka Metro66系のうち、前期に導入された車両の未更新車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
1990年、堺筋線初の冷房車として登場したのがこの66系です。90年から製造された前期グループと、99年から増備された後期グループの2種類がありますが、今回は前期グループ内装のご紹介です。
車内は非常に明るいアイボリー系の化粧板、1枚ガラス化された側窓、拡大された貫通路の窓など開放感のあるデザインになりました。座席モケットは当初ピンク色系でしたが、後年茶色に更新されています。天井部にはストレートなラインデリアが設置され、床はツートンカラーを採用しています。ドア上のLED車内案内装置は当初未設置でしたが、後期グループの増備に合わせて後設されたものです。
本グループは更新工事が進められており、よりデザインチックなアコモへ変更されています。現時点でこの内装が残った未更新車は残り僅かの存在で、間もなく見納めになるかと思います。
関連項目
その他
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