元急行用冷房付車両として導入された、近鉄2610系のうち、初期に導入されB更新を早い段階で受けたX14編成の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
合計17編成が製造された2610系。初期の6本は前面方向幕無し、クーラー5台搭載というスタイルで製造されました。
今回ご紹介するのはその初期車のうち、灰色系デザインへB更新時に変更された車両です。車内の基本的な構造はロングシート化されたA更新時のものを踏襲していますが、化粧板がX21編成と同じグレー系になり、床が砂目模様になりました。ただしカーテンは当初からの青色チェック柄のままとなりました。座席モケットは近年グレー系、優先座席はオレンジ系になり、照明はLED化されています。初期の更新車なのでバリアフリー設備は設置されていないのも初期車の特徴です。
大阪線で活躍中の同編成。座席が変わりまた印象が変わりましたが、トイレ付き車両として変わらず大阪と伊勢方面を結ぶ列車に入っています。
関連項目
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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