2004年よりけいはんな線延伸開業に向けて導入された、シリーズ21の意匠を取り入れた第3電気軌条車両、近鉄7020系の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
外観は7000系に酷似したスタイルの普通鋼製で、7000系が更新工事で7020系に近づいたことで、パッと見は見分けがつかないほどです。
一方車内はシリーズ21には分類されていないものの、そのデザインを大きく取り入れられています。薄型の片持ち式ロングシートはらくらくコーナーこそ無いものの9020系などに準じており、当初は赤色系の模様入りモケットが採用されていました。ドア上にはLED、また吊革の長さに差をつけるなどの工夫が見られます。妻面は窓が小さくなったのが特徴です。座席のモケットはその後、グレーと黒を用いたものに交換されています。薄型クーラーは車端部搭載で、天井高さに相違が見られます。窓が内折れ式なのもユニークです。
7000系と共通で運用されており、IGBT素子を採用したVVVF制御のサウンドを響かせながら、大阪湾と生駒地区を結んでいます。
関連項目
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。