1967年、名古屋線向け通勤型車両1800系のラインデリア装備車として誕生した、近鉄1810系の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
先代1800系のラインデリア装備車として登場したのが1810系です。当初3両・2両編成がいましたが現在は2連のみが名古屋線に残ります。
車内は2410系などと酷似したロングシート構成です。シートは張替えを経て模様の入った赤色系が採用されていますが、紺色チェック柄の日よけは昔から変わりません。天井にはラインデリアとクーラーがあり、その側面をスピーカーが一体化した三角形の蛍光灯カバーが通っています。名古屋線系統で運行される車両のため吊革にプラカバーがついていないのが特徴です。2階の更新工事を受けていますが、比較的初期に受けたため、80年代後半に採用されたベージュの化粧板、赤い床が残っています。
残り2本が細々と名古屋線の増結車両として活躍しているものの、新型車両導入で予断を許しません。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
関連項目
その他
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