1993年に機器流用車として登場し、その後VVVFに換装されて活躍した西武9000系のうち、ワンマン運転用に転用された編成の車内デザインをご紹介します。(2022.11.9写真差替)
車内デザイン紹介
Photo Gallery
解説
機器流用車という異色の仕様で登場後、幾度と改造を重ねて今の姿に落ち着きました。ご紹介する編成は2020年にワンマン・4両編成化を受けた車両になります。
車内はベージュ系の化粧板に鮮やかなシートが並ぶ明るいデザインを採用。後年、戸袋窓が簡易的に閉鎖された影響で、雰囲気は2000系更新車のようです。座席はバケットタイプ、ドア上にはLED車内案内装置が備わります。また、ワンマン改造車は先頭車の車端部にクッション付きのフリースペースが設けられたのが最大の特徴です。この編成は客用ドアのガラスが単板タイプとなっています。
廃車が始まったころは全編成引退かと思いましたが、4連化で第2の人生を得ました。足回りもまだ新しいだけに末長い活躍を期待したいところです。
その他
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