1977年に700系車両を改造して誕生した複雑な経緯を持つ、京阪1000系車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
前述の通りルーツが複雑で、この形式は700系車両と呼ばれた車両から車体をそのまま、足回りを更新して誕生した車両です。その足回りも現在は更新工事時に制御装置を換装しています。また、700系は旧1000形車両の足回りに1650形と呼ばれた車両の車体構造を載せて誕生した車両なので、おおもとを辿れば1938年にまで遡ることとなります。
1650形ベースの車体は裾絞りがなく窓がドア間4連となり、ドアの窓がとても大きいのが特徴。また座席端部の袖仕切りも簡素なパイプ型になっています。天井もラインデリアではなく、ファンデリアと送風口が点々と存在。非常に個性的な仕様が多々見られます。
更新工事で7000系のような内装になりました。その後大きな変化もなくいまだ主力として大いに活躍しています。
その他
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