1972年、京成初のステンレスボディで登場した3500形電車のうち、令和3年現在も残る更新車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
1996年より3500形は更新工事を受けましたが、外観・内装とも原形をほぼとどめない程に大掛かりな改修となり、もはや別形式の様相で出場したのが印象的だった車両です。そのため、内装も昭和40年代製とは思えないインテリアです。
全体的に白を基調とし、優しい赤と青のバケットシートを採用。窓は黒い冊子の2段窓2連構造となり、座席端部には板型の袖仕切りが設置されました。貫通路はドアのない広幅部とドアのある狭幅部が存在します。車いすスペースも設けられました。貫通路や天井部の扇風機などは、更新前の面影が見え隠れするポイントです。
一部編成はワンマン化のうえ4・6連でローカル運用に従事しています。製造から見れば経年が進んでおり、今後の新車置き換え対象となるのか、あまり悠長なことは言えない状況下にあることは間違いないと思われる車両です。
関連項目
その他
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