1986年に新塗装採用で登場した南大阪線向けのVVVF制御車、近鉄6400系のうち、A更新を受けた車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery













概要
汎用VVVF車としては狭軌の6400系がもっとも最初に製造されましたが、8A系のデザインに合わせた更新が行われています。
車内はやさしい木目調を基調としたカラースキームとなり、座席モケットは花柄が採用されています。大きな変化として袖仕切りがガラス製のものになり、スタンションポールが設置されています。貫通路や客用ドアなどの造形に大きな変化はありませんが化粧板は壁面と異なるものが採用されています。またバリアフリー設備としてドア上に非常におおきなLCDディスプレイの案内装置が千鳥配置で設置され、反対面には防犯カメラが設置されました。また天井部は蛍光灯のLED化により車内が明るくなりました。
一気に更新工事が進められオリジナルデザインが見られるのはV車全体でそれほど長くないかもしれません。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
関連項目
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。