1984年、近鉄初のVVVFインバータ制御装置搭載車両として登場した1編成モノの車両、大阪線系統1420系の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
登場当初は1250系を名乗った車両で、ベースが1200系となっており、近鉄に多数存在するVVVF制御車両群でたった1編成のみの、普通鋼製ストレートボディとなっています。
内装も1200系に準じており、袖仕切りがシンプルなパイプ型となっているなどはほかのVVVF車と大きく異なります。また、2008年には車体更新工事が実施され、車内はシリーズ21に準じたグレー系の配色となり、連結部よりに車いすスペースが設けられました。避難はしごがこの位置に追設されているのも他のVVVF車と異なる点です。
誇らしげなVVVF INVERTERエンブレム。金属製の美しいマークがこの車両の証です。ほかのアルミボディVVVF車にも印刷されたものが同様に存在しましたが、残念ながら2010年代に入りいずれも撤去され、この1421編成が最初にして最後のエンブレム掲載車両となりました。大変魅力的なGTO素子の三菱インバーター音を轟かせながら、大阪線系統で活躍しています。
関連項目
その他
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