2、窓周りのステッカー
続いて窓周りのステッカーをご紹介します。窓の役割を忘れそうになるくらい、色々あります。
まずは、窓が開くことを告知するステッカーと、LED照明を使用していることをお知らせするステッカーです。前者は新型コロナウイルス感染拡大の影響で存在感を増したステッカーで、関西ではわざわざ「この窓は換気のため開けることができます」といったステッカーも登場しています。一方LED照明は省エネ訴求で、一般化した暁には消えゆく時代のステッカーではないでしょうか。
…まぁとにかく車内設備のアピールが多いですね。こちらは防犯カメラ作動告知ステッカーと空気清浄機設置のお知らせステッカー。防犯カメラのほうは、その存在や利用目的の表示を告知することが求められているようで、必ずセットで貼り付けられているように感じますね。空気清浄機は…サービスのPRといったところでしょうか。
そして優先席付近の窓ですが、もう景色なんて全く見えないですね。上から、固定窓告知ステッカー、優先席ステッカー、携帯電源OFFステッカー、マタニティマークステッカー、ヘルプマークステッカーですね。どんどん優先対象者の認知度を向上するための表現(マーク)が生まれていき、追加された結果ですね。最近ではこれらをひとまとめにしたステッカーを採用した会社も多く見かけます。
3、管理系のステッカー
窓の続きになりますが、窓枠の端にこのようなものがあります。これは窓自体を管理するステッカーで、数字が場所、SとLがガラスの大きさでしょうか。
広告枠にも丁寧に番号が振られおり、広告枠の管理ステッカーが車内のいたるところに見られます。都営地下鉄の場合、ドア横、中づり、窓上、車内ビジョンまで様々な枠が存在しますね。
車内の温度を計測する温度計を管理するステッカーでしょうか?多分、広告枠の管理ステッカーではないと思うのですが(デザインが違う)、温度計にまで番号を振るのかと言われると何とも言い難いですね。中の方にお伺いしてみたいところです。
あと1ページ続きます。続いて、妻面回りを見てみたいと思います。