1963年から大量製造された東武鉄道の通勤型車両、8000系のうち、東武博物館の所有で動態保存されている8111編成の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery










概要
8000系は最初期に更新された車両のみ、登場時の外観が保持されています。そのうちの1本が塗装復元の上、博物館所蔵で保存されています。
車内については更新時に明るい白色系へ変化していますが、一部のみ復元が行われています。鋼製ドアは登場時のベージュ系の色に塗装し、床面は緑色へと戻されていますが、それ以外は他の8000系と同一の内装となっています。座席は着席区分柄がプリントされた緑色系で、シンプルな袖仕切りです。また、優先席付近は吊革が黄色系に変更されており、座席モケットはシルバー系が採用されています。貫通路は広幅で一部にはドアがついています。

取材時点では東部アーバンパークラインで運行されていますが、5連化の話もあり、東武鉄道の歴史を半世紀以上に支えた名車の今後が気になるところです。
関連項目
その他
こちらの鉄道情報サイトに参加しています
よろしければ1日1回、クリックしていただけましたら幸いです。