E6系と量産先行車の話
E6系は秋田新幹線向けに製造された車両で、在来線規格の小さな新幹線です。このE6系が運転を開始したのは2013年のことですが、JR東日本では多くの場合、まず量産先行車と呼ばれる1編成を、運転開始よりも何年か早めに製造し、各種試験を行います。さらにJR東日本はこの量産先行車も量産車に合わせた改造を施したうえで営業運転に使用することが多いのですが、改造されるのは主にシステムが関与する部分が多く、些細な箇所は先行車にしか見られない違いが生じることがあります。
今回は、E6系新幹線の量産先行車であるZ1編成の、車内に見られる明確な相違個所を1か所ご紹介します。
これがあれば量産先行車だ

こちらが量産先行車Z1編成の普通車車内ですが、皆さん量産車との相違点にお気づきになる強者はおられますでしょうか?こたえはこちらです。

座席上にそれぞれ設置されている、この装置こそが、量産先行車特有の設備なのです。

こちらは読書灯です。2列分が一組、楕円形に抜かれたカバー内部に内蔵されています。LED式で、ランプの横に小さなスイッチがそれぞれ設けられています。
この設備ですが、量産先行車ではすべての車両に設備されたのですが、残念ながら量産車ではグリーン車を残し読書灯の設置は見送られました。

こちらが量産車。荷棚に設置された読書灯がなくなり、すっきりとした印象になりました。
もしE6系に乗られた際には座席上をちらっと確認してみてください。普通車なのに読書灯があれば、それはたった1本のみの量産先行車の証です。
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