はじめに
1900系は1968年に登場した京阪特急です。その後普通車に格下げされ、最後の片開きドア残存車として愛された形式です。この1900系ですが、晩年5両編成を組んでいた際、半数近い車両が1810系からの編入車となっていました。そのため、1968年よりも以前の製造車両が複数あり、製造銘板は私が確認できているだけで4種類ありました。
以前も1度、1900系特集でご紹介したことがありますが、改めて1900系の製造銘板を今回はコレクションしてみました。
1、純正1900系

これはなんとなくなじみのあるデザインですね。こちらが1900系として製造された車両の銘板です。京阪電車といえば川崎重工製ですが、この当時は川崎車輛を名乗っていました。悪れるプレートタイプで、神戸の文字も入っています。余談ですが化粧板は冷房改造時に交換されたと思われ、600系などと同じ模様のものが採用されていました。6000系とは少しデザインが異なります。
2、1810系編入車
ここからは1810系から編入された車両のご紹介です。1956~1958年製の車両が編入されており、また当時は川重だけでなく、現在のアルナでも製造されていたため、銘板のデザインが豊富です。

まずは昭和31年製の銘板。エッチング製と思われるもので、青・赤・黒の3色でデザインされたとてもレトロでかっこいいものです。文字の形状もユニークで、デザイナー目線でみても魅力的です。

あまり見慣れないこちらのデザインは昭和32年製のおので、アクリル製のものに変化しています。とても変わった半楕円形で、こちら神戸の文字がありません。色合いのせいか、あまり目立たないプレートでした。

そしてこちらがレアモノ。こちらは現在のアルナ車両ですね。阪急電車でおなじみの同社で製造された京阪電車でした。社名もアルナではなく前身ナニワ工機を名乗っていました。阪急だけでなく、東武や都営、大阪市営などさまざまな会社の車両を製造していました。社名がアルナに改称されたのは1970年になります。
終わりに
銘板デザインは時代とともに変化を重ねており、また会社や地域によっての差もあり実はとっても沼だったりします。最近はプレートではなくステッカーが一般的です。車両の廃車とともに見れなくなるので、特に経年車の記録はぜひしておきたいと思います。
その他
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