【番外】東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系

JR東日本

はじめに

東京感動線は、超山手線。東京の大動脈である山手線に、少し未来のテイストを加えて「気づき」をコンテンツ化したプロジェクト「東京感動線-TOKYO MOVING ROUND-」というプロジェクトが存在します。

東京感動線ウェブサイト:https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/

今回はそのプロジェクトの一つとして、2/3~2/17に運行された山手線E235系、「 山手線 Ver.2020 by 東京感動線 」の様子をご紹介します。

外装デザイン

東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
側面はシンプルな白色のラッピングを装飾

車内の様子

東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
吊り広告は山手線や沿線の歴史が紹介されている
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
目を引いたのは高輪ゲートウェイ開業を告知する「電子ペーパー広告」。紙なのに絵柄が変化する
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
ドア上にはTwitterの特定ハッシュタグで投稿されたつぶやきを紹介する映像も
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
荷棚上の3面広告では様々な人へのインタビュー動画を紹介
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
壁や窓には車窓の紹介。30選と称して紹介されている
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
吊革にはランドマークが飛び出すARが仕掛けられたQRコード
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
側面窓には先ほどの車窓30選の紹介
東京感動線 -TOKYO MOVING ROUND- E235系
そしてかわいいイラストが縁どられている

車内放送のはなし

この東京感動線では、一部の駅区間において車掌さんによる「車窓案内」が実施されており、沿線の見どころであったり、歴史について、短い区間内で簡潔にご紹介されていました。日頃シンプルな自動放送が求められる路線で、こういう案内放送はとても楽しく感じるものでした。

乗ってみて感じたこと

もっと大々的にPRしてほしいと感じています。外装や車内の装飾に関しては、どちらかといえば控えめな演出のため、アドトレインの多い山手線においては埋没しがちな印象を受けました。ただ、車内放送は大変新鮮で、乗客の方々も沿線案内には反応し、耳を傾けておられる様子が見受けられました。情報量の多い東京において、どのようにしてメッセージを伝えるか。そんなことを考える機会になる車両でした。オリンピックが近づく中、車内放送はぜひ一つのアイデアとして活用してほしいと感じます。

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