近鉄の日立インバータ車1230系列のうち、1993年に誕生した1253系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
1993年3月、1230系の増備車は3種類の系列が同時に誕生。今回は大阪・名古屋線系統で活躍する1253系です。
基本的に3系列とも車内の見付に変更はなく、ベージュ系の内装に赤い座席が並ぶ車内で、袖仕切りは板タイプのものとなっています。全線標準車体からスピーカーが照明から独立し、完全連続照明化されています。1253系はバリアフリー改造も受けており、取材した編成では千鳥配置でドア上にLCDディスプレイによる車内案内装置が設置されました。また床面はオリジナルの茶色い床色が残っていましたが、優先座席部分には大きなステッカーによるPRが追加されています。
現在も1220系や1254系とともに、大阪・名古屋線系統を中心に活躍を続けています。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
関連項目
その他
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