いよいよ引退間近となった東急8500系のうち、最後の1本となった1986年製の8537編成の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
長らく田園都市線の主役として活躍してきた8500系も2020系の増備で順次引退し、同編成が最後の1編成となりました。青帯を巻いているのが特徴です。
内装は9000系に準じたデザインの変更が加えられています。袖仕切りが板型となり、中仕切りが設けられています。化粧板はベージュを基調としたより明るいものとなり、全体的に近代化が図られています。また同編成はドア上にLED式の車内案内装置とドアチャイムが用意されているのが大きな特徴です。晩年は蛍光灯組み込み型の防犯カメラも天井部に設けられました。一方、両開き式の貫通ドアなど8500系らしさも随所に見られます。
Bunkamura号としてちょっと特別な8500系だった同編成。通勤型車両の歴史に刻まれる名車に違いありません。
関連項目
その他
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