1962年から製造され、現在は貝塚線で活躍を続けている西鉄600系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
いよいよ還暦を迎えた古参の通勤型車両で、現在は貝塚線のみで活躍しているのが西鉄600形電車です。丸い顔が特徴です。
車内は明るい内装で、シンプルな赤色系のモケットと青のカーテンがあざやかです。袖仕切りはパイプ型、窓はドア間3連で、天井部にはスイープファンのような送風機が付いています。古参ながらアップデートもされており、車いすスペースや黄色い優先席吊革、ドア足元の黄色着色などといった変化が見られます。一方でスピーカーの位置やドア上鴨居部の形状などに懐かしさがあります。ワンマン運転対応改造工事を受けており、車外にスピーカーもあります。
個人的にとても好きなのが窓上に設置されているスピーカーの筐体。西鉄らしさ、通勤型らしさをたっぷり詰め込んだ魅力的な車両です。