1988年、路線延伸時にモデルチェンジして誕生した、神戸市営地下鉄2000形の更新車である、2000-02形電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
前面が大型ガラスを使用した左右非対称スタイルとなり近代的な表情になったのが特徴の2000形。4編成という小所帯ながら1000形と共に活躍してきました。
車内はリニューアル工事を受けていますが、基本的には1000-02形を踏襲したやさしいカラーリングに落ち着きました。目立つ特徴としては座席端部の袖仕切りが登場当初より装飾性を持たせた形状となっている点で、更新時にスタンションポールが追加されました。座席モケット・床は更新時に落ち着いた色合いに変化しています。貫通路は複数の通路幅、ドア有無が編成内に混在しているのも面白い点です。日よけは鎧戸で、3枚の窓配置と相まって阪急らしさのようなものも取り入れられています。
残念ながら2022年ですべての編成が引退となる旨の公式発表がなされ、美しい外観と落ち着きのあるインテリアの組み合わせは見納めとなりました。
その他
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