【番外】近鉄YOSHINOフォレスタ号の思い出

近鉄6620系YOSHINOフォレスタ号 その他

YOSHINOフォレスタ号とは

近鉄南大阪線系統で活躍する狭軌インバータ車両6620系の6623編成が、1999年に全面オリジナル塗装を施され、YOSHINOフォレスタ号になりました。

この塗装は、福神駅の新駅舎竣工を記念したもので、「人と自然の共存」というテーマのもと、絵本作家の方がデザイン・イラストレーションをされたものです。

写真を整理していたらたまたま出てきたので、今日はちょっとした番外編としてその写真を少しですがご紹介しようと思います。(画質にとても難がありますがお許しを。当時の110万画素カメラで撮影です)

Photo Gallery

近鉄YOSHINOフォレスタ号 車体側面
車体側面その1
近鉄YOSHINOフォレスタ号 車体側面
車体側面その2。うさぎですね
近鉄YOSHINOフォレスタ号 車体側面
車体側面その3。動物だけでなく季節の植物もあしらわれています
近鉄YOSHINOフォレスタ号 車体側面
車体側面その4。ロゴがとってもかわいいのです

概要

もうご覧の通りですが、めっちゃ可愛くてエモい電車じゃありませんか?一見すると近鉄電車とは思えないほど。

何よりこの淡い地色が素敵なのです。写真だとわかりにくいのですが、まるで駄菓子屋さんのラムネ菓子のような、カラフルだけどやさしい色合いのボディです。そしてもちろん、当時はラッピングではなく、全面塗装!1両ずつしっかりと塗装されている分、厚みのある美しいカラーリングでした。それぞれの側面にはカモシカやリス、うさぎなど吉野の山々で見られると思われる動物があしらわれていました。そのほかは桜や新緑など季節のあしらい程度で、とってもシンプルな塗装でした。

このあとすぐ、シリーズ21の3220系で奈良・京都カラーの列車が誕生しましたが、このやさしさとはおよそ異なる賑やかなデザインとなりました。後にも先にも、こんな素敵な列車は日本どこに行っても見た記憶がありません。

残念ながら2002年には姿を消しています。また、こんな列車を走らせてくれたらいいなぁ…。

 

その他

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