1978年に登場し、未だ近鉄の広軌各線で活躍するビスタEXこと近鉄30000系特急のうち、2階建て車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
すでに40歳を超える古豪ながら、2度のリニューアルを経て今も全線で活躍する、古来の近鉄代表特急型車両、ビスタカーです。今回は2階建て車両のご紹介です。
車内は2回目のリニューアルでデザインが変化し、2階建て車両は鮮やかな青色系のモケットが特徴となっています。車両中央部に出入口が1か所あり、左右に階段が展開されており、1階席はソファシートとなっています。また、2階建て車両が2両連なるため、2階建て車両同士の貫通路は高い位置でノンステップの通路を実現しています。一方、狭い折戸やガラス意匠のデッキなど昭和のデザインも残っている魅力的な車両です。
取材時はアニメとのコラボを実施していました。デッキは天井が高く大変開放的で、近鉄特急のゆったりとした空間設計を最も感じることができる素敵な車両です。末長い活躍を期待しています。
その他
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