1981年、初めて角形ボディの前面飾り付きデザインを採用し登場した近鉄8810系のうち、大阪線所属編成のB更新施工前の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
はじめて界磁チョッパ制御を採用して奈良線系統向けに投入された車両で、その後5800系まで続くデザインを採用した最初の形式でもあります。
当初の内装は木目調でしたが、2000年代に入り更新工事が実施され、インバータ車などとおなじベージュ系の化粧板に変更されました。床は茶色、ドアは単板ガラス、車いすスペースなしという初期更新車に見られる仕様がこの編成には残っていました。最近になって座席モケットをグレー系に、優先座席はオレンジ系に変更されています。このFC11編成は後年大阪線へ移籍し、大阪線系統唯一の8810系として活躍しています。
この内装も現在は見納め。2021年に入りFC11編成もB更新が実施され、黒色をアクセントカラーに取り入れた新しいデザインに変化し、バリアフリー設備の追加などが実施されました。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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