近鉄の通勤型車両シリーズ21のうち、2001年から製造されている6両編成のロングシート車9820系、その後期車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery












概要
奈良線・京都線に導入された車両で、現在は阪神線への直通運用の主役として活躍しています。今回は2006年以降の増備車をご紹介します。
車内は光源の変更で雰囲気が変わりました。照明が直接照明となり、シリーズ21の特徴であったスリットデザインの天井意匠が廃止されフラットパネルの組み合わせになりました。エアコン吹き出し口周りがすっきりしています。また座席は近年張替えが実施されており、グレー系を基調としたものとなり、袖仕切りに張られたモケットも黒色系で、全体的にグレートーンに様変わりしています。優先座席は鮮やかなオレンジ色で、登場当初からの小さな丸いシールと奇しくもデザインの統一感が生まれました。
登場から20年が経ち8A系など新しい車両が生まれてくる中で、引き続き阪神直通の代表的車両として活躍を続けています。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。

【メモ】近鉄電車 車内撮影リスト|soseki
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