元は南海高野線の山線花型車両、1994年から大井川鐡道で長らく活躍している21000系電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery











概要
昭和中期に生まれた元特急用車両で、生き残っているのが奇跡でしかない大変クラシックな車両です。往年の南海らしさが随所に見られます。
車内はクロスシートとなっており、基本的にボックスシート配列となっていますが転換式となっています。モケット色は南海当時と変わらない赤色で、塗装されたひじ掛けがとてもレトロで素敵です。窓は1枚ガラスが並び、ドアが片開式のため戸袋窓も有しており、整列した窓が大変美しいです。その窓の上には荷棚と一体化された窓上照明が配置されています。そのため天井部の照明は中央1列となっています。化粧板はかつての南海らしさが残るマホガニー模様です。ワンマン機器も搭載しています。
かつては自動販売機を設置されていましたが現在は撤去され座席が復元されています。いつまで走り続けてくれるかはわかりませんが、本当に魅力がぎゅっと詰まった素敵な列車にぜひご乗車ください。
その他
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