1968年に非冷房で誕生した南大阪線系統向け狭軌車両、近鉄6020系のうち、2008年以降にB更新を受けた編成の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
近鉄南大阪線系統では最古参の車両ですが、2回目の更新工事は比較的長期間にわたって実施されました。その最後期グループです。
車内のカラースキームはシリーズ21などと同様のグレー系へ変化し、化粧板や床面の色合いが変わりました。この時期の車両は座席モケットも3200系などに準じた柄入りに変化したのが特徴で、優先座席は茶色系のモケットが採用されています。また、一部車両に車いすスペースと避難はしごが設置されたのも2008年以降の更新車に見られる特徴です。一方で冷房改造車ゆえ天井部にはクーラーが張り出しているのも面白いところです。吊革にプラカバーは設置されていません。
古参車両もきれいに手入れされているのが近鉄の面白さです。南大阪線系統にも新型車両は入るのでしょうか。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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